便秘の定義と原因

便秘の定義と原因について

便秘が起こる理由

ある調査によると、女性の約50%近くの人が便秘、もしくは便秘気味であると答えています。
しかし、どのあたりから便秘と感じるのかは、人によって差があるものと思います。

「便秘」というものに明確な定義があるわけではないのですが、一般には3日以上便通がなければ便秘と呼んでいいでしょう。
また毎日便通があっても、その量が少量で、腹部の膨満感や残便感、あるいは食欲不振・全身倦怠感・頭痛・腹痛・めまい等の自覚症状があるものは、便秘と言えます。
つまり、排便・便通に不快感を持っている人は、すべて便秘というくくりに入れてしまっても差し支えないようです。
いろんな便秘がありますから、便秘の原因も多岐に渡ります。

便秘の種類のところで述べましたが、最も多い慢性の機能性便秘の原因は、食生活や生活習慣に問題があります。
主な原因としては、水分不足や食物繊維不足といった食生活の問題、腹筋の筋力低下による緩み、便意を我慢した結果、ストレスによるものなどです。
それぞれの原因を少しずつ説明すると、

1.水分不足
正常な便の場合は、約80%は水分と言われていますが、体内の水分が不足すると、便の水分も吸収されて硬い便になり、排便がしづらくなって便秘を起こします。

2.食物繊維不足
食物繊維は、便のかさを増やしてくれることで、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にさせ、排便を促してくれます。
逆に食物繊維の摂取量が少ないと、便の量自体も減り、腸への刺激も蠕動(ぜんどう)運動も弱くなってしまい、便秘を助長することになるのです。

3.運動不足
運動不足から腹筋が弱まると、腸の蠕動(ぜんどう)運動も弱くなってしまい、やはり便秘を助長します。
腹筋が弱まると、便を押し出す力も無くなってしまうため、余計に便秘になりやすくなるのです。

4.がまん癖
便意を感じた時に、我慢をしてしまうと良くありません。
何度も我慢を繰り返すと、直腸が次第に便が溜まった時の刺激になれてしまい、便意を感じなくなってしまうのです。

5.ストレス
ストレスによって、自律神経の副交感神経が乱れてしまうと、腸の蠕動(ぜんどう)運動も乱れて、便秘を引き起こす原因になります。
不規則な生活や睡眠不足も、自律神経の乱れになり、ストレスと同様になります。